無垢の木のいい話
Ⅱ 無垢の木のいい話
無垢材[むくざい]とは・・・
無垢材とは直訳すると「垢(アカ)が無い」となるように純粋で混じりけのない素材そのもののことをいいます。また無垢にもさまざまな種類があり樹木によって風合い・木目・色・肌ざわり・柔らかさが違いそれぞれに個性があり特徴があります。代表的なものではクリ(栗)、ブラックチェリー、パイン材(松の木)、ヒノキ、オーク(ナラ)、チーク、メープル(カエデ)、バーチ(カバ)、タモ、ウォールナットなどなどたくさんの種類があります。
建匠では主にこの無垢を用いて家づくりを行っております。柱から梁・壁・床も全て無垢材を使い、更にオーダーメイドの家具も無垢で仕上げていきます。無垢材を家づくりを行う際に取り入れてあげることで、生活していく中での快適な住まいのアクセントととなり、たくさんの良い影響があるのです。
⋄裸足で歩いた時の気持ちよさ・肌ざわりの良さ
⋄温度と湿度を自然にコントロールしてくれる
⋄周辺の家具やインテリアが映える
⋄使い込む程に良い味が出てくる
⋄削りなおすことで新品同様に蘇る
また、私たちが施工する際のこだわりのひとつとして、階段には贅沢に全てヒノキを使用します。何気ない空間に一味も二味も加えることでヒノキの持っている力を最大限引き出すことができます。
なぜヒノキなのか？ヒノキの魅力とは何なのか？昔から言い伝えられている通り、やはりヒノキそのものの持つ自然のエネルギーはとても偉大なのです。
ヒノキの特徴
⋄耐久性・見た目に優れている
⋄伐採後千年経過しても強度の変化がなく保持されている(歴史的建造物、お寺など)
⋄自然の殺菌殺虫効果
⋄香りにより精神を安定させ、体の調整を高める(アロマテラピーなどにもよく用いられる)
⋄アトピー性皮膚炎・ダニの発生を防止する
⋄ペットや動物にも清潔で安全で優しい
天然木の良さご理解いただけたでしょうか？天然木にしか出せない深みや効能がこんなにたくさんあるということを知っていただき、家づくりの際には是非取り入れてみてほしいと思います。私たちが天然の無垢にこだわる理由はここにあります。10年経ってもヒノキの香り漂うお家で過ごしていただくことが理想であり目標です。品質の良いものとは５年後、10年後に必ず差が出てきます。住まいが完成し住みだしてから極力メンテナンスのコストがかからないようにする為に、無垢の力を使って長持ちする快適な住まいにしていきたいですね。
