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工法耐震性について

Ⅰ 工法・耐震性について

建築の中には様々な構造・工法があります。家づくりを行う際に最も重要となるのが「構造・工法」です。ここをしっかりと理解することで将来の構想や、耐震に対する不安などが解消されます。しかし色々とありすぎて、どの工法を選択することが理想の住まいになるのかよく分からないという方もおられると思います。ここではポイントを分かりやすく説明していきたいと思います。
 
実は新築の場合どの構造・工法でも最低限の耐震性はクリアしているということをご存じでしょうか?木造構造でも鉄骨構造でも震度7までの地震には耐えれることが基準とされています。そんな数ある工法の中、建匠では「在来工法」というやり方で家づくりを進めていくのですが、在来工法ではない別の工法でも建築していくことは可能です。では私たちがなぜここまで「在来工法」にこだわり続け、おススメするのか。どんな工法にもメリット・デメリットは必ずあるので代表的な工法の長所と短所を一覧にしてみました。今後の家づくりの参考にしてみて下さい。
工法
メリット
デメリット
在来工法
▪自由度があり将来的にもリフォームしやすい
▪他の工法に比べコストが低い
▪天然の調湿効果で夏は冷んやり、冬は暖か
▪施工者の技術によって仕上がりに大きな差が出る
▪工期が半年前後かかる
▪柱のない大きな空間づくりは困難
2×4
(ツーバイフォー)工法
▪気密性や断熱性が高い
▪技術や経験に左右されない
▪工期が短い
▪大きな開口部が設けづらい為デザインの幅が
 狭まる
▪リフォームがしずらい
 (間取り変更を伴う工事が困難)
▪気密性・断熱性から結露が起こりやすい
 (雨・湿気に弱い)
鉄骨造
 
▪半円系などの特殊な空間にすることも可能
▪耐久性に優れている
▪建材の劣化対策が不要
 
▪540度の熱が加わると強度が激減
▪断熱性に欠ける為、夏は暑く冬は寒い
▪内部結露の危険性(気づくことが困難)
鉄筋コンクリート造(RC造)
▪耐久性・耐火性がある
▪遮音性・断熱性
▪設計の自由度が高い
▪コストが高く工期が長い
▪結露や湿気が起こりやすい
▪リフォームがしにくくコストがかかる
■まとめ■
地震に強い家にしていくにはそれぞれの構造を深く理解し、メンテナンスや施工のしやすさなども視野に入れ選択していくことが大切になってきます。また土地選びも重要な要素です。さまざまな要素を取り入れた上で私たちは技術で安心できる家づくりをしていきます。そして自然災害は思いもよらない時に突然起こり、また地震だけとは限らないということを頭の片隅に置いておいて下さいね。暮らしやすさも取り入れつつバランスの取れた家づくりを一緒に考えていくことが重要です。
株式会社建匠
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